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水道修理ブログ

2024年1月20日トイレの節水。 トイレリフォームでどれくらい節約できるの?

日本は水資源に恵まれた国。

だから、電気やガスなどに比べて、節水といわれてもピンとこない方が多いかもしれません。

とはいえ、日本の水道設備は老朽化により、負担する金額が、大きくなると予想されています。

電気をまめに消すとか、寒い冬は家族がなるべく同じ部屋で過ごして暖房費用を抑えるなどの努力をしなくても、機器を替えるだけで、節水=節約できるなら、こんなに嬉しいことはないと思います。

「実際どれくらい節約できるのか?」を今回は深掘りしたいと思います。

何気なく使うトイレ。どれくらいの水を使っているかというと、厚生労働省が出している「今知りたい水道」2023年3月によると、1日に1人の人がトイレに使う水の量は50リットルだそうです。

トイレも含めた全ての水道使用量が230リットルなので、全体に占める割合は21.7%です。

これは、東京都水道局が出している家庭での水の使われ方のトイレの水使用割合20%とほぼ合致している数字です。

この東京都の使用割合の数字ですが、今から18年前のものを、当時の国土厚生省が引用していました。それによると、当時、最も使用量が多かった設備はトイレでした。その割合、28%。

なぜこの間、8ポイントも下がったのか?

確たる証拠はありませんが、おそらくこの節水型トイレの普及が果たした役割が大きかったのではないか?と想像されます。

では、これまで、どれくらい進化してきたのか、TOTOがまとめた資料がわかりやすいので確認してみましょう。

半世紀前まで、一回の洗浄に20リットルの水を使っているところからスタートし、1976年に13リットルまで減りました。

その後、1982年に「お尻だって洗ってほしい」でブレイクしたウォシュレットが登場し、今から30年前の1994年に10リットルまで減り、その5年後に8リットル、それ以降、徐々に減っていき、2012年に現在の3.8リットルまで、減らすことを実現しました。

50年前までの20リットルのトイレを使っている方はさすがに少ないと思います。

概ね30年ほど前までのトイレを使っている方はまだいらっしゃると思います。それが13リットルタイプ、20年ほど前から使っている方が8リットルタイプといった感じでしょうか。

これは、TOTOと競合するLIXILでも共通するようで、リクシルでは比較表を作ってアピールしています。

これによると、30年前のトイレで70%、20年前のトイレで約50%の節約となっています。

トイレの三大メーカーの一つ、残るパナソニックのアラウーノも、最新の洗浄水量は、TOTO、LIXILとさほど変わらない量で、小洗浄約3.0リットル、大洗浄約4.6リットルとなっています。

各メーカー機種などによっても異なるので、ほぼ同等と考えて良いでしょう。

節約できる金額は、各自治体によって水道料金が異なりますのであまり精緻に出しても意味がありませんが、LIXILが出している数字を参考に、30年前のトイレであれば年間1万円程度、20年前のトイレなら5千円程度と考えておけば大きな誤差はなさそうです。

こんなに進化した節水タイプですが、各メーカーが出している節水トイレ、実は10年以上前に発売されたものなんです。

まだまだトイレの進化は止まらいないでしょうが、節水に関しては、これ以上節約できたとしても、わずか1〜2リットル程度で、大きな効果は望めないでしょう。

大きな効果を望むとなると、たとえば飛行機のトイレのように、水洗式からバキューム式に変えるなどの大きな変更がなければ難しいでしょう。

となれば、古いトイレをもう少し待って、というのはナンセンスですよね。

「かなり無駄な水を使っていそうだなあ」と感じたら、トイレのリフォームをオススメいたします。

とはいっても、トイレの進化は節水だけにとどまりません。

各メーカー、お客様に選ばれるべくしのぎを削っています。

当社は、お客様のご要望をお聞きして、最適なトイレをご提案いたします。

まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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